ライフスタイルの変化による影響

現在、生活習慣病と呼ばれている、糖尿病や脳卒中、心臓病や高血圧、高脂血症や肥満などの病気は、もちろん、昔もなかったというわけではありません。
日本にも昔から、そのような病気で亡くなる人がいなかったわけではありませんが、やはりそれまでの文化で培ってきた生活習慣に、新しい生活習慣が入り、たとえば食事の内容が欧米化したり、生活様式が大幅に変わったり、現代では男女雇用機会均等法などの法律の整備により、女性でも夜遅くまで働けるようになったり、と歴史を振り返ってみると、大きな変化、小さな変化がいたるところにあります。
もちろん、それらの変化はわたしたちに楽しい時間を与えてくれたり、充実したモノを与えてくれたり、生き方を変えてくれたり、よい影響もたくさん与えてくれましたが、それでもそのようなライフスタイルの変化は少しずつ少しずつ、わたしたちの身体へも影響を与えるようになってきたのです。
今ではお金を払えば簡単に手に入る、調理済みの食品がいたるところと売っていますので、たとえば仕事が忙しかったり、一人暮らしで料理をする時間がなかったり、という人は、手間をかけずに空腹を満たすことはできます。
これも昔の日本では考えられなかった、ライフスタイルの変化のひとつであるといえるでしょう。
もちろん、生活が便利になり、豊かになるというのは悪いことではありませんし、実際に世の中全体の文化として、新しいモノが入り確立されていくというのはよいことであるといえるでしょう。
しかし、日本人の身体は、やはりそれまでの日本人の食生活や生活習慣をベースに作られてきたので、欧米化された食生活やいわゆるジャンクフードが、便利であっても身体にあっているのかどうか、というのはまったく別の問題です。
便利でよい部分を取り入れるのは、もちろんよいですが、自分にとって大切なこと、自分の身体にとって本当に必要なものは何かというものを見極める目を持つということが、本当に大切になってきたといえるでしょう。
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