生活習慣病と年齢

生活習慣病と呼ばれる病気は、かつて「成人病」と呼ばれていただけあって、大人のかかる病気として認識されていました。
とくに20代・30代で目立つ傾向があったためにこのような名前がつけられたものと思われますが、現代の生活習慣病に関していえば、乱暴に言ってしまうと、年齢は関係ないといわざるをえません。
以前なら子どもがかかるような病気でなかった生活習慣病も、現代に子どもたちの中には発症している子どもが数多くいるからです。
これはやはり現在の子どもたちの社会的な環境や家庭環境などの影響が大きいといえるでしょう。
また、もちろん、生活習慣病は20代・30代を過ぎてしまえば安全な病気であるともいえません。
もともと加齢によるものではないかと考えられていたくらいですから、30代以降も当然これらの病気のリスクというものはありますが、実際それを裏付ける数字として、日本人の2/3の亡くなる原因が、まさにこれらの生活習慣病によってなのです。
日本人の死因のTOP3は、ガン・脳血管疾患・心臓病ですが、生活習慣病の中のいくつかの疾患はこれらの病気を引き起こす原因となるものですし、肥満はすべての病気によい影響を与えません。
このため、平成12年頃からは「健康日本21」という健康運動もはじまっていたり、食生活に関する指針や、食事のバランスガイドなど、生活習慣病を予防するためのさまざまな取り組みが行われていたりします。
このような取り組みは、まだまだ始まったばかりですが、生活習慣病というものの恐ろしさをまずは知ってもらうこと、そしてちょっとしたことを、気をつけていくことで、その恐ろしい病気のリスクを減らしていくことができるということを、知ってもらうことが何よりも大切であるといえるでしょう。
「成人病」でなく「生活習慣病」は、年齢に関係なくみんなが自分のことや子どもの食事や生活を見直すことが大切なのです。
今の生活習慣病は年齢ではありませんので「まだ若いから大丈夫」と思わず、自分の将来のことも考えて、普段からきちんとした生活を心がけるようにしましょう。
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